賃金管理研修~合理的な賃金管理と評価制度・雇用管理~

講座コード 23KKC
対象者経営者、経営幹部、管理職、実務担当者
開催日 9/21(木)、9/22(金)
9:30~16:30 ※受付9:00~
会員受講料 17,600円(税込み)
一般受講料 25,800円(税込み)
支払い期限 2023年09月29日(金)
定員数 30名

合理的な賃金管理を進めていくには、あらゆる人事施策が社員のやる気を最大にし、組織の強化につながっていることも重要なポイントです。今こそ自社の問題を洗い出し、来るべきコロナからの回復期に備えて制度改革の要所をつかみ、今後の人事施策の立案、推進にお役立てください。

カリキュラム

※以下、カリキュラムは変更となる場合があります

~合理的な賃金管理と評価制度・雇用管理~

1.わが社の賃金管理システムのどこに問題があるのか?
・”経営理念”に直結した人事労務管理
・今、何が問題なのか?その原因は?
・人事制度はオープンでわかりやすいことが大切
2.春季労使交渉にみる賃上げの動向とその本質
・2023年賃金改定の動向・春季労使交渉の争点の振り返り
・賃金の世間相場と賃上げ率・賃上げ額の実際
・安定的に長期間雇用する正社員の賃金管理の基本とは?
3.トータル人事システムの中での賃金体系と等級管理
・人事等級は担当職務・役割・職責で決める
・基本給の役割を正しく捉えることがすべての基本
・賃金体系はどの様に整理すればよいのか
4.モチベーションを長く維持する基本給の決め方/実力昇給制度
・その昇給は社員のモチベーション向上につながっているか?
・様々な昇給のやり方とそのメリット・デメリット
・社員の実力差をどのように反映させるべきか?
5.各種手当(基準・金額)を合理的に決定する
・諸手当は体系付けて整理する
・労働時間管理の基本と時間外勤務手当の支給方法
・労働関係法令と賃金処遇
6.「賞与」の支払い方で社員のやる気は格段に変わる
・賞与の目的・位置付けを明確にして合理的配分を実現する
・業績に応じた総額決定と貢献度によるメリハリある個別配分
・基本給を反映させない「配分点数表」を用いた「1点単価方式」
7.人事評価制度を納得性あるものにするには
・評価とは何か?なぜ評価をするのか?
・評価の基本=成績評価の人事考課との違い
・「仕事力」評価の5つのポイント
・社員育成に不可欠な評価のフィードバック
8.昇格昇進制度の適正な運用こそが組織づくりのカギ
・適材適所へ真の実力者を登用する
・組織・ポストと人事権としての昇格・降格
9.多様な働き方への対応と中小企業の人事戦略
・従来の日本型雇用制度が機能しなくなった?
・「ジョブ型」雇用は人事制度の主流となるか?
・いま求められる多様性(ダイバーシティ)と企業の取り組み
・わが社にはどのようなタイプ(雇用区分)の従業員が必要か?
10.労働人口減少時代のシニア社員活用の考え方
・高年齢者雇用安定法の動向
・定年引上げ(65歳定年)の動き
・高年齢者の円滑な引退過程を考える

 

講師紹介

株式会社賃金管理研究所 代表取締役所長 賃金人事コンサルタント 大槻 幸雄 氏

<プロフィール>
1987年千葉大学卒業後、証券会社に勤務。営業、研修・採用・人事企画業務等を担当。在職中の1995年東京大学大学院修士課程修了。1998年賃金管理研究所入所。2005年取締役、2020年9月より現職。「従業員のモチベーションを高め、強い組織をつくる」人事業務30年以上の経験を生かし、上場企業から中小企業まで、幅広く人事・賃金の問題解決と給与・評価制度の運用支援を行っている。主な指導先に、東武ホテルマネジメント、三井住友カード、創味食品、ダイニチ工業、教文館、東京流通センターなど約200社がある。<主な著書>・「社員が成長するシンプルな給与制度のつくり方」・「社長・重役報酬の正しい決め方」(共著)・「99人以下の会社の責任等級制による新給料決定マニュアル」・「処遇の革新」(共著)・「社長・役員の報酬・賞与・退職金」

持参品

筆記用具

その他備考

・新型コロナウイルス感染症対策を徹底して開催いたします。感染状況により、中止・延期・WEB開催となる場合があります。公社の防止対策について詳しくは下記をご覧ください。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
・カリキュラム内容は、予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。

会場

公社研修室
さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル10階 公社研修室

受付終了日

2023年09月20日(水)

受付終了
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